医薬品登録販売者は他店応援に行かされる

医薬品登録販売者は他店応援に行かされることが多いです。なぜでしょうか?他店の医薬品登録販売者が少ないからです。

調剤一体型ドラッグストアであれば薬剤師がいるので問題ないのですが、調剤併設型ドラッグストアだと、OTC医薬品の販売には、必ず、医薬品登録販売者が必要です。併設型だと薬剤師は調剤専任になり、OTC医薬品を販売するドラッグストア側には肝心の有資格者が必要になります。

ドラッグストアを1週間運営するうえで、医薬品登録販売者は最低3人必要(うち、正社員2名必須)です

逆を言えば、3人いれば店舗運営できるので、シフト管理者がシフトを上手に調整すれば、不足なく運営できるのですが、「シフト管理者のシフト調整不足」や「休み希望」で、3人体制が崩れ運営できなくなり、他店に応援を求める流れになります

応援いく人間は、応援者と呼ばれますが、自分が所属する店舗において担当を持っている仕事があるのにも関わらず、応援者自身の評価対象ではない店舗で、応援を強いられます。月の出勤日数の「3分の一」が応援日になることもあり、モチベーションが大きくダウンします

そもそも、応援に行かさせる店舗は売り上げが低く従業員が不足している傾向が多いです。なぜなら、本部は、売上高い店舗、利益率が高い店舗に優先的に人員を配置します。売上高い店舗、利益率が高い店舗から、応援先の店舗と調整して、応援日程を組み、応援に行かされる流れになります。

売り上げが低く従業員が不足している店舗は、会社規定の運営ルールではなく独自のローカルルールで運用していたり、問題従業員がいたり、倉庫や売場が崩壊していたり、何らかの問題を抱えている店舗が多いです。応援者は、そういった問題のある店舗に応援行きますので、店舗運営が大変だったり、応援者と応援先従業員と溝があるので、ストレスを抱えたりします。もちろん応援手当なんていう制度は応援者にはありません。

こういった問題を本気で考えている本部は存在せず、店舗におけるシフト管理者のシフト調整力向上も見込めず、応援者の立場や役割が正しく機能していない状態で、有耶無耶のまま、応援に行かされる傾向が多いです。


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